心タンポナーデ

動物種類
品種
ウェルッシュコーギー
年齢
10歳
性別
去勢オス
主訴・病歴
急性の虚脱
症例概要
突然動けなくなったことを主訴に来院された。心タンポナーデによる急変であり、その後の治療に、積極的な外科介入まで行った。
診断と治療
急に動けなくなったとのことで来院された。来院時意識レベルは回復していたが、来院時に行ったFASTにて心嚢水貯留を確認し、即時に心嚢穿刺を行った。その後、心膜切除による心タンポナーデの再発防止を行うこととなり、その際に右心房の腫瘤(心臓腫瘍)が確認された。