2025.05.04 心タンポナーデ 動物種類 犬 品種 ウェルッシュコーギー 年齢 10歳 性別 去勢オス 主訴・病歴 急性の虚脱 症例概要 突然動けなくなったことを主訴に来院された。心タンポナーデによる急変であり、その後の治療に、積極的な外科介入まで行った。 診断と治療 急に動けなくなったとのことで来院された。来院時意識レベルは回復していたが、来院時に行ったFASTにて心嚢水貯留を確認し、即時に心嚢穿刺を行った。その後、心膜切除による心タンポナーデの再発防止を行うこととなり、その際に右心房の腫瘤(心臓腫瘍)が確認された。