腸間膜裂孔ヘルニア

動物種類
品種
パグ
年齢
11ヶ月齢
性別
避妊メス
主訴・病歴
腹部疼痛
症例概要
夜にフードを与えた後からお腹を痛そうにしている。他に消化器症状など認められず、やや診断に苦慮したが、CT検査にて病変の確認を行うことができ、外科的治療を行った。
診断と治療
腹部痛を主訴に来院されました。他に症状はありませんでしたが、CT検査を含む精査を行ったところ、小腸の一部に乏血性変化が認められ、試験開腹を行いました。小腸の一部が腸間膜の裂孔に嵌頓しており、壊死に至っていたことから、小腸切除を実施、術後は良好な経過を辿っています。