バクロフェン中毒

動物種類
品種
ヨークシャーテリア
年齢
1歳
性別
去勢オス
主訴・病歴
意識レベル低下
症例概要
飼主様の内服薬のバクロフェンを多量に誤食し意識レベル低下、流涎などを主訴に主治医を受診。胃洗浄、活性炭投与治療など行い、夜間継続治療のため当院へ紹介来院された。
診断と治療
来院時、昏睡状態となっており、稟告および臨床症状からバクロフェン中毒と仮診断した。すでに胃洗浄や活性炭の投与といった除染処置を行って頂いており、より積極的な中毒性物質の除染処置のため血液透析治療を行った。以降の経過に関しては、主治医にて5日程度の入院治療を経て、その後の経過は良好であった。